2019年03月19日
英単語の配置箇所
単語の配置に注意!
最近のお天気は寒いのか暑いのか良く分からない感じですが、皆さんは風邪なんてひいてはいないでしょうか?
どちらにしましても、風邪は引きたくはないですよね
さて、今回独り言をさせて頂きますのは、中級者の方ならきっと悩むであろう、の
英語の文章で、単語の配置ヵ所により意味に違いはあるのか?
であります
結論からいいますと、「はい!勿論です!」しかもこれ以外と重要だったりするのです
例えば、日本語でも皆さん良くご存知の「マッシュドポテト」ですが、これを英語で表現すると mashed potato となります。"potato" は名詞ですが、ではその名詞の前に配置された "mashed" は何なのでしょうか?
その単語をパッと見てみると、小尾に -ed が付いている為ほとんどの方は (動詞)の過去形 と答えます。 確かに、マッシュドポテトを訳してみても「つぶされたポテト」となる訳なので、「つぶされた」=動詞の過去形 ととらえるのも無理はないのですが、では、実際皆さんが「つぶされたポテト」と聞いた際、何をイメージするでしょうか?
1. もう既に過去につぶされる作業は終わっていて、今見えるのは動作の生じないただのボテッとしたポテト
2. 現につぶされている動作の中にある状況のポテト
貴方さまはどちらをお考えになられたでしょうか?
実際想像したのは、最初の方が多いかと思います。
一見2のようにうかがえそうでありますが、2の場合ですと本来「つぶされているポテト」となる方がより想像と一致するかの様に思われます。
「つぶされたポテト」は、つぶすという動作が起こったのは過去ではあるが、今見えるのは「すでにぐちゃぐちゃの状態であるポテト」となる訳です。よって、名詞の前にある"mashed "とは、ポテトの状態を表す「形容詞」の分類にあたるわけですね
形容詞(物や人の状態を表す)
Red, beautiful, tall, nice, small, big などと一緒に installed, mashed, served もある。
動詞の過去形(過去に行われた動作)
watched, ate, checked, studied, wrote, booked など
watched, ate, checked, studied, wrote, booked など
但し、動詞の過去形は主語自身が起こした動作であり、「つぶされたポテト」の「つぶされた」はポテト自身が起こした動作ではない為、元々過去形にはなりません。
英文における単語の配置は、非常に重要な役割をもっています。きちんと意味を理解した上で勉強をしていくと、楽しいだけではなくかなりのスピードでスキルアップする事が可能となりますよ
Posted by evergreen at 18:07│Comments(0)
│英会話教室
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