Evergreen English

そう言えば昔、約２０年くらい前でしょうか、海外在住の子供達と手紙をやり取りする ペンパル pen pals  と言うのが流行ったのを覚えているでしょうか？

当時は勿論メールなどの普及も無く、今の様に国際電話もままならない時代だったので、自分の手で字を書いて気持ちを伝える、と言う事が昔の子はとても上手だったと思います

今確かに、伝えたいと思う事があれば、携帯やパソコンさえ開けば即座に相手に伝達する事ができますよね

当たり前ですが機械化された文字と、何も味気の無い物の様で、便利ではあるのですが昔の 待つ楽しみ 、 自分で書いて工夫をする と言う事はもう一切無くなってしまった様に感じます

メールだと何も備え付けられないですが、手紙だと相手をいたわる気持ちからホンの小さなプレゼントを同封したり、絵を描いてあげたり、自分で考えて良く工夫ができたものです

私自身も当時はホントに何百と言うペンパル（ペンパル募集の海外の本で載った為）、物凄い多数の国の方と文通をさせて頂きました

アメリカは勿論、貧しいとされる聞いた事も無い国からヨーロッパまで、当時内戦中だったユーゴスラビアの子供達をもが、当時海を越えてペンパルを求めそれぞれ一生懸命手紙を書いたものです

私はそのペンパル達を通じていろんな事を学びました

小学生ながら文通を通じとても感性豊かに育ったと思います

ので今だに子供達にはそう言う経験をして欲しい、と言う強い気持ちが常にあります

自分で考えて相手のために工夫をする、と言う楽しみを是非逃して欲しくないのですね。

是非お子さんをお持ちのお母さん方も、機会があれば是非、かわいい子供にそう言う経験をさせてみてあげて下さい。

たかが小さく思える事ですが、必ず来る将来、きっと何か得られる物があるかもしれません