2016年09月07日
英語 良くあるミス３
英語 良くあるミス３
私たちが英語を勉強していく上で、なかなか理解のできないルールのうち一つが、
Have + 過去分詞（動詞）
だと思います。そのルールって何？と思われるかと思いますが、以下の文ならきっと聞かれた事があると思います。
「Have you been to America?」
この文は相手に、過去にある事をした経験があるかどうかを尋ねるものでありますが、ここで一つ注意しなければいけない事があります。
それは何かと言いますと、ここで Have とくっついている been ですが、この単語こそその経験した「行動」を表しています。
つまり、
「アメリカに行った事がありますか？」 の「go」の過去分詞な訳ですね。
つまり、
「アメリカに行った事がありますか？」 の「go」の過去分詞な訳ですね。
しかしこのフレーズ全体自体が私たちには染みつき過ぎて、中級者の方でも 「I have ~」と言うと必然的にすぐ「been」と言ってしまう方が少なくはありません。 そうすると、実は他の経験の話をしたかったのに been と出てきてしまったので、それ以降は行った場所しか選択肢がなくなる訳です。
すなわち、「その映画を見た事（経験）があるよ」と言いたければ
「I have seen the movie」 となればよい訳ですね。
それともう一つ、過去分詞である been の原形には、go 以外に be動詞（am, is, are）もあります。
と言う事は、ここで又ついつい「I have been~」と言ってしまうと、（過去の経験でなく）今の話にすると「I am ~」と言っているようなものなので、それ以降はその「I am」につなぎ切れるものでしか言えなくなる訳です。
例えば
「I have been a manager (before).」
=今にすると「I am a manager (now)」
「I have been in Okinawa (before).」
=今にすると「I am in Okinawa (now)」
と言う事になります。 be動詞はまた、小さい存在であるかのように見えて非常に大きな役割を果たします。
そして小さいゆえにそのルールもないがしろにされてしまう事も多々あったりする訳です。
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Evergreen English
Posted by evergreen at 12:30│Comments(0)
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